前置き
Markdown(マークダウン)という名前を聞いたことはあるだろうか?
これは「文章の構造を記号で表現できるテキスト言語・ファイル形式」だ。
理系の人やエンジニアにはおなじみかもしれないが、一般的ではない。
けれど今、Markdownは便利な選択肢になりつつある。
そう思ったので、書きなぐってみた。
Markdownとプレーンテキスト
Markdownは「プレーンテキスト」の一種だ。
プレーンテキストとは、純粋な文字情報だけで構成されたファイルのこと。
- 見た目や構造もすべて記号で表現
- フォントやレイアウトなどの余計な情報が含まれない
- どんなOSやアプリでも中身が読める
つまり、中身がシンプルで壊れにくく、どこでも扱えるというメリットがある。
アプリケーション依存の弱点
WordやPowerPointなど、文書作成アプリに慣れ親しんでいる人は多いはずだ。
ただし、以下のようなデメリットもある。
- 起動に時間がかかる
- バージョンの違いでレイアウトが崩れる
- 内容より見た目の調整に時間を使ってしまう
こうした「アプリケーション依存の文書」は、将来的には自由度や柔軟性の足かせになるかもしれない。
AI時代に求められる「構造としての文章」
ChatGPTのような生成AIや、業務支援の自動化ツールは、文書を「構造」で理解しようとする。
ところが、Wordのような形式は構造が隠れており、AIにとって読みにくい。
その点、Markdownはプレーンテキストでありながら、構造が明示的だ。
「誰が書いても、誰が読んでも、AIが読んでも理解しやすい」
そんな特長がMarkdownのメリットだろう。
Markdownの基本記法
Markdownでは、以下のようなシンプルな記号を使って文章の構造を表現する。
# タイトル(見出し1)
## 見出し(見出し2)
**太字**, _斜体_
- 箇条書き
1. 番号付きリスト
[リンク表示](https://blog.101ta28.com)
Wordのようにマウス操作やツールバーを使う必要はない。
書くことに集中できる、というのもメリットだろう。
なぜ「非エンジニア」にこそ勧めたいのか?
ITスキルが高くなくても使える
Markdownの記法は、見ればすぐ理解できるほどシンプルだ。
むしろ、Wordの操作を覚えるより簡単だと感じることもあるだろう。
PCに慣れていない人ほど、そのシンプルさが強みになりうる。
情報共有がスムーズになる
Markdownは、メール、チャット、議事録、Web記事、プレゼン資料など、あらゆる文書に応用できる。
さらに、形式変換も自由自在だ。
エンジニア寄りの話になるが、Pandoc
といったソフトウェアがある。
このソフトウェアを使えば、MarkdownからPDFやWordへの変換も可能だ。
はじめの一歩は「メモ書き」から
Markdownは、特別なアプリがなくてもメモ帳で書くことができる。
- 議事録
- 打ち合わせメモ
- 学習記録
- ちょっとした提案書
どれもMarkdownで気軽に記録できる。
「整っていなくても、伝わる・読める・残る」というメリットがあるMarkdown。
Markdownに興味を持ったなら、使ってみることをおすすめしたい。
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