学年別漢字を検出するtextlintルールを作った

自分の専門から離れて見える場所にも、エンジニアリングで手伝えることがある。 そう思い、指定した小学校学年ではまだ習わない漢字を検出するtextlintルール、textlint-rule-ja-grade-kanji を作った。 きっかけは、同人誌の校正について書かれたXの投稿 だった。小学生のキャラクターが書いた文章なら、その学年までに習う漢字だけで書かれているかもキャラクターらしさに関わるという。 その話を読んで気になったのは、特定のキャラクターを再現する方法だけではなかった。正直、キャラクターは関係ない。 小説や合同誌の校正にtextlintを持ち込めば、同人誌などの文化をエンジニアの目線から支援できるのではないか。 その好奇心から手を動かした。 ...

Posted: 2026-08-28 · 101ta28

枕元のメモ帳、あるいは音声AI

枕元にメモ帳を置いておくとよい、という話がある。 眠りに落ちる直前のひらめきを、朝まで逃さず残すためだ。 ただ、メモ帳に書きつけた言葉は、思い浮かんだものと同じなのだろうか。 私は以前、思考の重ね合わせと技術記事が書けない人間について という記事を書いた。 一つの考えを文章として取り出すと、その周りにあった別の考えが抜け落ちる。 頭の中では確かにつながっていたはずなのに、言葉にした途端、少し違うものになってしまう。 それでも、言葉にしないわけにはいかない。 書き留めなければ他人には伝わらず、未来の自分にも認識されないまま消えていく。 であれば、最初から整った文章を書こうとしなくてもよいのではないか。 フィラーや脱線を含め、とりとめのないまま話してしまえばよい。 現代の枕元には、メモ帳の代わりに音声AIを置ける。 ...

Posted: 2026-08-20 · 101ta28

何もしない日と、作るほどでもないもの

「社会人でもそんな感じでいいんですね。ちょっと安心しました」 学生と休日の過ごし方について話していたとき、そんなことを言われたことがある。 私は休日になると、ベッドでごろごろしながら半日眠ったり、深夜までゲームをしたりする。 毎週どこかへ出かけるわけでも、空いた時間を副業や資格の勉強に使っているわけでもない。 その話をすると、「社会人になっても、そのような休日があるのですね」と安心されることが何度かあった。 周囲を見ると、休日を副業に使っている人がいる。 昼は本業、夜は副業という生活をしている人もいれば、休日をカンファレンスへの参加や発表の準備に使っている人もいる。 友人たちで旅行に出かけた様子を見かけることもある。 そのような姿を見ると、自分の休日と比べてしまう。 自分だけが何もせず、時間を無駄にした気がする。 ...

Posted: 2026-08-13, Updated: 2026-09-02 · 101ta28

AIは学びを奪わない支援者になれるか

学生から、既存プロジェクトのチーム開発研修にAIコードレビューを活用したい、という相談を受けた。 Gemini Code AssistやCodeRabbitのようなツールを使えば、人間が見落とした問題を見つけたり、レビューの負担を減らしたりできるかもしれない。 新人にとっても、自分だけでは気づけない問題を知る機会になるだろう。 ただ、AIの指摘どおりにコマンドを実行し、修正を反映するだけで研修になるのだろうか。 AIレビューによってコードは良くなる。では、そのコードを書いた人も成長するのか。 ...

Posted: 2026-07-16 · 101ta28

Codexの作業でGPG署名を利用する

CodexとGPG署名 普段のGit作業では、コミットにGPG署名を付けるようにしている。 深い理由はない。 GitHubのコミット履歴にVerifiedがあると嬉しいからだ。 ...

Posted: 2026-06-25, Updated: 2026-07-14 · 101ta28

ブリリアントジャークより愛されるエンジニアを目指そう

エンジニア界隈では「AI活用」が当たり前になりつつあります。 そんな時代、目指すエンジニア像はどうなるかを考えました。 技術力が圧倒的に高いものの、チームワークを軽視する「ブリリアントジャーク」型のエンジニア。 一方で、技術力はそこそこでも、AIを上手に活用し、チームの潤滑油となる「AI協調型」のエンジニア。 ...

Posted: 2025-06-18, Updated: 2026-07-14 · 101ta28

専門外でも創れる時代: AIと意欲駆動開発の可能性

作りたい人が作れる時代、エンジニアは何を求められるのか AIが発展する現代、アプリやツールを作ることは、エンジニアだけのものではなくなっている。 例えば、ChatGPTにやりたいことを伝えると、仕様やプログラムが出てくる。 ノーコードツールを使えば、仕組みやUIも数クリックで作成できる。 ちょっとしたアイデアや改善点があれば、専門外の人でも、それを形にできるようになった。 ...

Posted: 2025-05-13, Updated: 2026-07-14 · 101ta28

ChatGPT Proを利用してみる

要約 月額3万円は高いが、価値がある。 特にDeep Searchが月100回使えるのが素晴らしい。 前置き 2024-02-05にOpenAIからDeepSearchがリリース された。 便利そうだなと思ったが、ChatGPTのPlusプランでは月に10回しか利用できない。 回数がしょっぱいので、(食費を削って)ChatGPTのProプランに手を出した。 ...

Posted: 2025-03-11, Updated: 2026-07-14 · 101ta28